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相続登記と登記書類保管期間

コラム176

相続登記申請のご依頼をお受けさせて頂くことがありますが、
いったい法務局は登記申請の書類を何年くらい保管して破棄するのか皆様ご存知でしょうか?

実は、土地や建物の登記記録(登記簿)や登記の申請書の保存期間は、
不動産登記法(以下「法」といいます。)に基づく法令の規定で決められています。
ここでは代表的な登記記録(登記簿)や登記申請書の保存期間を簡単にご紹介します。


1.永久保存

①登記記録(登記簿)
②地図(法第14条第1項)
③地図に準ずる図面(法第14条第4項)
④土地所在図及び地積測量図
⑤建物図面及び各階平面図
⑥その他信託目録、共同担保目録、工場財団目録、地役権図面など


2.50年間保存

閉鎖した土地の登記記録(登記用紙)


3.30年間保存

①閉鎖した建物の登記記録(登記用紙)
②表示に関する登記の申請情報とその添付情報
③権利に関する登記の申請情報とその添付情報
④滅失した建物の建物図面及び各階平面図
⑤閉鎖された地役権図面


4.20年間保存

①抹消された信託登記の信託目録
②閉鎖された工場財団登記の工場財団目録


5.10年間保存

共同担保目録に記録されているすべての事項が抹消された共同担保目録

以上から、相続登記は権利に関する登記の申請情報に該当するため、
30年間、法務局にて登記申請書類とその附属書類が保管されることになります。
しかし、これらを閲覧できるのは当該登記申請の利害関係人に限られており、
誰しもが閲覧出来る訳ではないのでご注意ください。


司法書士 永田

 



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