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長期にわたる介護に努めた相続人の寄与分

コラム151

寄与分とは、共同相続人の中に被相続人の財産の継続または増加について、
「特別な寄与」をした者がいる場合に、
その寄与・貢献に相当する額を法定相続分に上乗せして、
相続人間の公平性を図る制度をいいます。

そして、寄与分の算定は、寄与の時期、方法及び程度、
相続財産の額その他一切の事情を考慮すべきであるとされています(民904Ⅱ③)。
ここで注意すべきは、例えば相続人が病気療養中の被相続人の介護に従事した場合、
寄与分が認められるには「通常の寄与」を超える「特別の貢献」でなければならず、
夫婦間の協力義務(民752)や親族間の扶養義務(877①)を超える必要があります。
例えばヘルパー等の第三者に療養看護をさせて相続人がその費用を負担した場合には、
その出資財産(相続人が負担した費用)の金額がそのまま寄与分額と
認めるということができるケースが多いようです。

他方で実際の療養看護については、その算定が困難なことが多く、
被相続人の病状、療養看護の専従性の程度、
相続人の失った事業利益などを考慮して決める方法もあります。
そのために、類似した過去の先例をベースに算定されると考えて良いでしょう。

相続関係でお困りの際には,是非お早めにファミリアまでご相談ください。



 

司法書士 永田

 



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