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家督相続

コラム086

 

その昔、明治時代に施行された旧民法の時代には

家督相続という制度がありました。


現在の相続の制度とは違い、
基本的に長男がすべての財産を単独で相続するという制度です。

もし長男がいなければ誰が相続するかは
旧民法において明確に決められていました。

また相続の原因は死亡に限られず、
隠居・入夫婚姻・戸籍喪失という原因がありました。

 

この家督相続の制度は昭和22年5月2日まで
存続していました。

昭和22年5月3日以降の相続については、
現行民法の相続制度の適用になります。

 

こんな古い制度、今は関係ないんじゃないか
思われる方もいるんじゃないでしょうか?


実はそんなことないんです。
 

さあ家を建てよう!そんな時土地の所有者を調べたところ
亡くなったおじいさん
名義になっていた

融資を受ける場合土地にも担保をつけることになりますから、
相続登記を入れて
現在生存している方に名義を移さなければなりません。

 

そんな時おじいさんが昭和22年5月2日に亡くなっていたとしたら、
それは旧民法
の相続制度が適用され
家督相続を原因として長男に名義変更をすればいいわけです。

 

遺産分割協議をせずに名義を変えられるわけですから、
お手続きはケースによりま
すが比較的簡単かと思われます。

 

相続登記をするかは当事者の意志で強制されるわけではありません。

なので相続登記をやらずに何年も経過しているケースは多々あります。

 

ただそのような状態が続いて、いざその土地を
売買なりしようと思ったときに名
義が変わっていないと
遺産分割協議を亡くなった数年後にしなければなりません。

 

やはり亡くなってから日が浅い方がお話はスムーズに進むかと思われます。

ぜひ相続登記はお早めに!!

 

司法書士 國井

 



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